お互いを手伝う
働くときには少なからず目的があるものです。これは共働きの家庭でも同じではないでしょうか。
将来のための貯蓄であったり子供の教育費、マイホームの資金などその家庭ごとに目的は違ってきます。
また、やりがいを感じ、社会に関わりたいという考えから働く人もいます。
働く意味や意義は人によって違いますから、必ずしも家族みんなが同じ考えでなくていけない、ということはありません。
もちろん共通の目的を持つことで仕事に行き詰ったときに乗り越えやすいという利点もあります。
共働きの場合、お互いにこのような目的や理想とするものを知っておくことは大切でしょう。
知ることで自分の仕事と同じくらいに相手の仕事も大切に思うことが出来るからです。
お互い仕事への理解を深めることで、家庭内の問題も解決しやすくなります。
共働きの家庭であれば、家事の負担はよく問題視されます。
特にどちらか片方が負担している場合、急な残業で家事が滞ってしまいますので、自然と家族のストレスになってしまうかもしれません。
家事は女性が負担すると考える人が多いのですが、共働きの場合は家事も分担できるようにするか、お互いに協力しあえる環境にしておくことが必要です。
どちらの仕事が負担が大きいかは問題ではありません。仕事に従事している時間が長くても短くても働いているという条件は同じです。
相手のことではなく、自分の仕事が早く終わったから何か手伝う、自分の方が余裕があるので何か手伝う、といったスタンスが大切になります。
つまり相手への思いやりを持つことで、家事を負担に感じることが少なくなるのです。
そして手伝って貰った、と感謝する気持ちをお互いに持つようにすることで協力出来るのではないかと思います。